ガチャ探訪 ~蛙力士編~
ある日Twitterで見た、「ぞうのぬいぐるみ」というガチャ。
可愛い
ドムドムバーガーのゾウみたいな丸いフォルムにくりくりおめめの愛らしいぬいぐるみガチャ。回したいな、回さなきゃ。
所用があり秋葉原に来たついでに駅周辺にあるガチャを探してみることにしてみた。
総武線と山手線の通路にあるガチャコーナー、電気街口から出てすぐのNewdaysやカラオケ館から一丁目の通りをまっすぐ歩いて道中にある、ビッグカメラ横とアニメイトを過ぎて横断歩道を渡り、サイゼから奥に進んで謎のアイドルショップと秋葉原ガチャポン会館一通り見て……
ないやんけ!別のぬいぐるみ系はあったけどゾウはおらんやんけ!
アフリカにゾウを撮影しに来たTVクルーもおんなじ気持ちを味わうんだろうな。
それでもせっかくこの辺まで来たしいくつかやっていこうかなと思って回してきたものを紹介しよう。
蛙力士
強そう。こういう動物系のガチャがかなり好き。
狙いの横綱ヒキガエルが手に入ってうれしい。こういう引きは強いのよ。ソシャゲのガチャは当たらんけど。
ラインナップを見ると豊富で蛙の大きさと力士の階級がリンクしてて細かい。
よく見てみるとヒキガエルの皮膚のイボイボ感やまわしもしっかり作られてて全体的にクオリティが高い。
最近のガチャはクオリティが高くてすごいなあ
しかしそんな彼にも弱点があった。
足が地面に完全につかないのだ!
なのでバランスを崩すとすぐころんと後ろに倒れてしまう。力士として致命的すぎる。
机の上では常時こんな感じ。これはこれで可愛らしい。
Qualia(クオリア)という会社が発売しているらしい。あんまり聞いたことがない。
ということで会社HPを覗いて見ると、神獣ベコシリーズを作ってる会社だった。
赤ベコが色んなシュールな姿にさせられているこのシリーズも個人的にはオススメ。
会社HP
ガチャは基本過去作を再販することはないので次も必ず会える確証はない。そうしていくつもシリーズを逃してきた。悲しいけれど300円入れて出会うキャラへの想いも他では味わえない。今度ふと気になるガチャがあったら回してみてはどうだろう。
やってみないか、漫画のジャケ買い【タイトル編】
店頭で何となく買うことをしなくなってきたこの時代にあえてジャケ買いを提案をしてみようという回。ジャケ買いといっても色んな買い方があると思うが、今回はその漫画のタイトルだけで買ってみた作品をいくつか挙げて良さを語っていきたい。
紛争でしたら八田まで
地政学リスクコンサルタントの八田は世界各地、様々な国や地域で起こる問題をその知性を用いて解決していく。昨今注目を浴びる地政学が学べる漫画。
タイトルを見るとものすごく物騒で内容が想像できずに発売されたばかりの一巻を購入した。実はジャケ買いし始めたきっかけの作品。
最近のニュースでとにかく聞くことが増えた地政学。高校でも地理学が必修科目になったり(地理学は地政学を学ぶための第一歩)、読んでおいて損することは絶対にない。周りの人間もっと読め。
2巻「ウクライナ愛と暴力と資金提供編①」より
2~3巻にはウクライナが舞台の回があり、ウクライナの歴史や価値観や直面してる問題(2年前)をもとにしたストーリーの他に、監修している川口貴久さんによる深堀解説も必見。
東京サラダボウル
警視庁国際捜査係の鴻田麻里と警察通訳人の有木野了が遭遇する、日本にやってきた外国人が巻き込まれてしまった、起こしてしまった犯罪を解決していく話。
刑事ものでもなかなかスポットが当たってこなかった外国人がメイン(被害も加害も含め)の犯罪や通訳人に仕事を知ることができる作品で、監修や取材に基づいて描かれているためリアリティのある内容でおもしろい作品。ハコヅメ既読、視聴済みの人に読んでもらってそこから流行って欲しいなと思ってる。なんならドラマ化もしやすそうでぜひテレ東の深夜とかで。
一級建築士矩子の設計思考
知られざる「一級建築士」の実務が描かれる、唯一無二のプロフェッショナル物語。「一級建築士」「1級建築施工管理技士」資格を実際に有する著者、魂の会心作。
タイトルがダイレクトで分かりやすかったので購入。全然知らない分野の話だもん。気になるでしょ。
図面をみただけでその建築がどういう構造なのか、近所の建物や移動の時に見る変な形の物件の訳やら色んなことが分かって、いつも見ている景色が楽しくなる作品。また、舞台の亀戸やビールや日本酒についてすこし詳しくなれるのも良き。
特にこの回はいろんな発見があって買ってよかったと思えた。
目次も凝ったデザインで是非買って見てほしい。
もっともっと
もっと知りたいよね、人がジャケ買いした漫画。買った作品をTwitterで「#ジャケ買い漫画部」としてツイートしてみてる。なんとおれしかいない。
流行って欲しいなと思い、この記事を書いてみた。最近あんま漫画買えてないけど、ジャケ買いしてみた漫画をTwitterで発信していくほかにもたまにブログで上げていきたいなと思いま。ほんじゃここまで。
書くか、今年最後の記事…
最後に書いたのいつだっけ?
もう呪術廻戦感想すら書かなくなって単行本に抜かされてしまった。
毎週なんだかんだやるのって趣味通り越して義務になってくるから嫌になる。
今年は例年より漫画買ったり映画観たりが多い年だったな。学生の頃にもっと楽しみたかったけど、バイトでそんなに稼いでなかったからエンタメにドカッと使えなかったのよね。
間違いなく反動が来てる。昔甘いもの飲む機会がなかったから大学時代から飲み始めたモンエナにハマったのに似てる。
というわけで今年読んだ中で面白かった漫画紹介していきまーす!
今年はギリ100冊いかないくらい読んだ。人生で一番読んだかも。そのなかから3作品紹介していくわよ。著作権の関係が怖いので中身のスクショは張らないから、内容が伝わらない可能性が大いにあるけどご了承~~~。
1.「女の園の星」
女子高の国語教師・星先生と、その生徒たちによる日常を描いた作品で内容はバチバチのコメディ漫画。良質なコントを見たかのような満足感が毎話味わえる。
実は二巻が発売されたころにDMMBooksで買ったんだけど、面白すぎて神でも購入してしまった作品で現在二巻まで発売してて本棚の幅も取らないのでぜひ。
2.ザ・ファブル
映画に第二部連載開始と勢いが止まらない作品を今更読んだ───
おもろかった───
伝説の殺し屋として恐れらる男が大阪に一年身をひそめることになった作品でただただテンポが良く、一度読み始めたら止まらなくなってしまった作品。けど周りに読んでるやつが少なくて悲しいみんな読んで。
3.ダンダダン
間違いなく今年連載された、現在更新されてるジャンプ+作品の中で一番面白い。
説明しようとすると激ムズだからとにかく読んで圧倒されて欲しい。
毎週なんでこの質でこの量描けて毎週休まずやってんだ???ってなる。三巻分とは思えないコスパなので是非是非。
どこぞの船に半年以上乗ってた漫画は見習え。
電子でも読み始めてまとめ買いしやすくなったから読む量が激増してた一年だった。
来年もまたたくさんの漫画読みたいけど量だけマウントにならないようにしたいね。
ほなまた来年~。
152話について考える
合併号だから遅れたとかいうわけじゃないから。ほんとに。忙しかったの。
これ毎回言ってる気がする。言い訳のレパートリーも少なくなってきたな。いや今回は言い訳とかじゃないよ。前回もだけど。
「あの時なんで」
真希さんとその母のやり取り。
4話前の会話。ここのセリフが真希さん的には母からの忠告、忌庫に立ち入ることは想定されていて、父があなたを殺そうとするわ。という遠回しに言ってくれていたら……っていう感じかな。けど肝心の母はそんなこと言った覚えがない当たり禅院家って感じ。
そのあとの包丁で直哉さしてるシーンの「産んでよかった」も別に本心とかいうわけじゃなくて、薄れていく意識の中で見える走馬灯から出た当時の言葉ってだけで何とも思ってない時間のほうが長いんだろうなって思ってしまう。
終わり
この回9ページしかなくて書くことあんましないのよな。
西宮が真希さんと真依さんの変化に敏感だったり、最後のコマで五条家の話が出てる当たり禅院家の処遇は死滅回遊が終わってからなのかなとか。いつ終わるのかわかんないけど。今日はここまで早いとこ書いて本誌に追いつかねば。
151話について考える。
作者が一か月休んだからっておれが一か月更新サボって良いわけじゃないのは理解してるけど最近忙しかったのよ。本当に。いやこれマジ。
どんな風に書いてたのか思い出せないな。本誌とブログ読み返さなきゃいけないの最高にめんどくさい…それでも更新再開していくわよ。
個人的に好きなシーン
150話の感想の時に書いた電子版における視線誘導の話をちょろっと書いたけど、今回も4~5P目の視線誘導が個人的にかなりスピード感があって好き。術式によって動きに制限をかけられた真希さんに攻撃を浴びせるシーンと遠くからみたシーン。静と動のバランスがめちゃんこ良くて好き。
直哉の初登場の時や同じ術式の直毘人も屋内での戦闘でここまでスピード感のある戦闘になってなかったから、まさに投射呪法の真骨頂って感じがしてかなり良かった。
12~13Pにも同じ表現がされてるけど、あそこは直哉がくそ面白いだけだからあんまり書くことないよ。
1/24の1/24の1/24の……
いくつ?(アホ)というか術死を絶えず重ねるの解釈ってこれであってる?
読み返して?ってなったけど。24分割して作った動きの中でさらにそこから24分割した動きを作って……を繰り返すことで亜音速の動きを実現してるってことでいいよね?
むしろその速度のせいでカウンター食らってノックアウトしたわけだけど。
終わり
戦闘描写メインの回だとちょっとしたシーンぐらいしかピックアップするとこないよね。151話掲載の週くらいで休載が予告されてたんだっけ?この次で禅院家編が終わるからそろそろ死滅回遊に突入するんじゃね?って友人が考察してたけど、まだ秤さんが残ってるんよな…いや、呪術廻戦の進行的にはあんがい普通に秤さんとすんなり合流して死滅回遊参戦してなんてありそうだけど…
どっちにしてもあと12時間後には一ヵ月ぶりの呪術廻戦更新楽しみやね。
2年のスランプを脱却できた話
感想以外でブログ更新するのはすごく久しぶりな気がする。
別に描くこと多くはないけどそれよりも別のことに時間を使いたいからあまり更新する時間が取れないっていう方が近い。
それなのにわざわざ時間を取ってまで今回更新しようかと思ったのは久しぶりにTRPGのシナリオ制作勘が戻って、その意識改革を言葉にして残しておきたいと考えたから。
シナリオ制作勘っつっても、大学のサークル外の人ら(そんな人はこのブログ読んでいるのか?)からするとよくわかんないだろうけど、サークル活動の一環でTRPGをたしなんでいたんだけど大学2年の後半からそのTRPG欲が恐ろしく激減してしまった。
理由は様々だけど、多分主な理由としてはうまくシナリオ制作ができずにモチベがなくなって冷めてしまったから。
当時、大学1年の9月からシノビガミのGMをすることが多かったんだけど、ちょっと数をこなしていくにつれて完全オリジナルの要素を含んだ長編のやつをやってみたいって思うようになった。シナリオを作り始めて2年の前期のうちに参加者を募って(2グループできるくらい集まった)いざやってみようって感じで全3シナリオ(試しを含めると4回×2グループで計8回)をやってみて、終盤にいくにつれて「なんか違うなあ。」って思うようになった。そしてこのシナリオ完結して以後、サークルで開催されるTRPGの集まり約16回のうち1回しか参加しなかった。
GMが嫌になったのなら、プレイヤーとして参加すればいいんじゃないのっていわれるかもしれない。自分も若干そう考えたけど、TRPGって割と5時間近くプレイすることになる。そのときに自分の体力が尽きて面白いこと言えなくなった時がまじでつまんなくなるの。多分当時は参加する気力もなかったから始めっからそういう気持ちだったんだと思う。
やらなくなった理由をまとめると
- なぜかシナリオ制作がうまくいかず、自分が途中で飽きてしまうようになった。
- プレイヤーとして参加する気も起きないくらい冷めてしまっていた。
うまくいかない理由もわからず半ば引退寸前だったのだが、4月に一つ上の先輩から「シノビガミの卓立ててよ。」って言われたこともあり、なんとな~くぼんや~り考えていたんだけど、あるとき急にピーンっときた。
最近、雑談系の動画を作りたいなって思ってて今月に入ってから思いついたことをメモを取るようにしていたんだけど、その中のネタの一つに「これってもしかしてシノビガミならパパっと作れるんじゃないか?」っていうネタが偶然あって、試しに作ってみたら1日くらいで出来上がった。
あれ?なんか案外すんなりできたな?
それ以降なんか異様にスラスラ完成するようになり1週間のうちに2個半、シノビガミのシナリオができてしまった。
なんで?どうして?ディスコティックって感じ。
というわけで過去のシナリオ、成功したもの失敗したもの問わず思い出して、今週作ったやつを見返してみると失敗した理由が明確だった。初めから終わりまでみっちり考えすぎていたのだ。
シノビガミをやったことがある人なら何となく理解できるかもしれない。
シノビガミはプレイヤーがシナリオのメイン目標と各プレイヤーに設定された目標(メインに関係するものしないものや話の奥行きを出すためのものだったりと様々)を達成するためにRPGのようにターン毎に進行していく。GMが作ったシナリオの断片に触れながらプレイヤーは目標や個人的主観に基づいて行動していく。
初めから終わりまでみっちり考えてもそれが全部回収されるわけではないし、目標がキャラごとに異なっていたり、プレイヤーのキャラは自分が考えていたものと乖離したものが来たり、NPCとの関りが薄くなりがちなシステムであるが故にプレイヤーに共感してもらえなかったりと、ストーリー全体がいびつになってしまう。
有名なクトゥルフ神話TRPGは全プレイヤー共通の目的があって謎ときに挑むし、ストーリーの全容をなるべく触れてよいエンディングに目指していく。そのためありとあらゆるとこを調べ、NPCにも積極的に関わっていくから共感してもらいやすい。
要するにシノビガミのシステム上、初めから終わりまで考えてからシナリオを作るのはその他の不確定要素によってその通りにストーリーは進まないから向いてないって話だったのよ。悲しいね。
当時失敗した奴は設定も割と好きで、オリジナル要素もうまく調整できただけにショックだった。
こんな風に作っていたのを現在は中間地点を設けて考えることにした。
始めと終わりはちゃんと考え、その間にシナリオのテーマに沿った盛り上がりそうなポイントを考える。目標の部分であったり、敵キャラだったり…
そうするとプレイヤーに展開を任せる部分が多くなって、自分のなかでのすれ違いも少なくなるし、単純にシナリオ制作の負担も減る。一石いっぱい鳥。
そういうわけでシナリオ制作が捗ってまたモチベが復活したってわけ。
総括
シノビガミはきっちり作るな。中間地点だけを考えてあとはプレイヤーに任せろ。
最近は日常でなんとなく思いついたもの、ネットで見たものでシナリオを考えるのが面白くて楽しい。サークルは抜けたからやる機会は減ったけど、なにかしら創作を一から考えて形にするっていうのは楽しいね。オフラインでできるようになったら友人誘ってやりたいなってところで今日はここまで。
150話について考える
それでも断てぬ’’サボり’’へ
一か月の救済が発表されたね。
この回は下書き掲載になってしまったある意味激レアな回。つい最近、偉大な漫画家が一人亡くなっていたことや集英社にいくつも前例(作家に無理をさせたと捉えられるような事例)があったことからネットでは騒然。決断したのは作家本人だからあまり詮索しないのが吉なんじゃないかなと。でも長く漫画描いて欲しいから無理だけはせんでね。
結構好きなシーン
実は今やってる禅院家事変は電子で読んでるとかなり描き方工夫されててめちゃんこ面白い。前回や次回は特に好きな描写があるんだけど、スクショを掲載するのはネタバレや著作権にひっかかりそうなのでやめとくけど、一応この辺電子で読むとこんな感じだよってのを伝えられたら。
今回の話でいえば「躯倶留隊に囲まれた真希さん」のシーン
上段が見開きになっていて四方を囲まれた真希さん(左寄り)、そこから中央と下部は通常通り右から読んでいく形式になっている。電子は見開き設定にしないと一ページずつ見せられるのだが、この見開きの場合は
- 大勢の躯倶留隊(見開き)、中心でうつむいている真希さん、直哉と亡き真依の言葉を思い出し自分を振り返る
- 真希さんと躯俱留隊(見開き)、真依を亡くした後悔と攻めかかる隊員、真希の最後の言葉と目を開く真希さん
見開きでない電子はどうしても違和感を感じたりするのだが、ここの見開きは自然に読むことができ、理解もしやすくできている。ジャンプ+が得意なこうした表現をうまく取り込んだのだろう。
パパ黒と禅院家
禪院家の中でも準一級呪術師相当の実力者 蘭太の「今の禅院家が在るのは甚爾さんの気まぐれだ!!」というセリフ。五条&夏油を一蹴した所や陀艮を瞬殺するパパ黒の活躍を見ていると前例の割に真希さんの扱いの酷さや非相伝の扱いの悪さをより醜悪に感じる。
実力を認めている一方で古いしきたりや血のつながりを重視している根っこの部分の変わらなさは若干あきれる。
あと、このあとの甚壱のパンチのシーンHUNTER×HUNTERみたいで笑っちゃった。
終わりに
甚壱と甚爾の関係性が明かされないまま池に投げられちゃったね。多分兄弟だと思うんだけど(初登場時のやり取りから)顔全然違うしなあ。
あと個人的に直哉の「人の心とかないんか?」に対して「アイツが持ってっちまったからな」っていうセリフが、禅院家の「術師に非ずんば人に非ず」っていう家訓?がうまくリンクしている感じが良かったね。禪院家の価値観からしたら、人の心すなわち術師として思うとこないの?っていうのに受け取れて、それに対して真依がいなくなり、呪力がなくなった(術師でなくなった)から持ってっちまったにつながるのがとても良かった。
明日のうちに直哉vs真希のところを何とか書いて休載の一ヵ月中に何か別のを書いたりしてみたいねっていうとこで、今回はここまで。